認知症になっても住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまちを目指す「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」の拠点施設として、2023年9月にオープンしました。認知症フレンドリーセンターは、認知症であってもなくても、誰でも利用できる場所です。認知症のことを学んだり、認知症の人の体験をしたり、認知症について相談したり、認知症の人が働いたり、みんなと交流したり・・・
今、認知症の方も、ご自身のまわりに認知症の知人がいる方も、これから認知症になるかもしれないと感じている方もこの福岡で安心して暮らしていける まちづくりの拠点として様々な活動を行ってまいります。
認知症コミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード」は、「あなたのことを大切に思っています」という気持ちを、相手が理解できるように表現することを目的とした1つの技法です。
福岡市は、認知症になっても、住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまち「認知症フレンドリーシティ」を目指しており、当センターでは認知症の知識やユマニチュードの普及に取り組んでいます。
ユマニチュードについてはこちら
福岡市が令和元年度より推進している「認知症の人にもやさしいデザイン」を採用した空間設計がなされています。コントラストを設けたり、サインの見やすさや配置などに工夫を加えることで不安や戸惑いを軽減し、誰にとっても居心地の良い空間になるよう配慮されています。
英国スターリング大学認知症サービス開発センター(DSDC) より、認知症デザイン認証で最高峰の評価である「ゴールド認証」を受けました。公共施設での受賞は国内で初めてとなります。
2024年9月より若年性認知症支援コーディネーターを配置しました。
普段と何かが違う、何かがおかしいなど、下記の項目に当てはまるものが繰り返し続き心配という方はお気軽にご相談ください。
・仕事の手順がわからず、時間がかかる
・上司の指示を忘れたり、取引先の人の名前がわからない
・以前は浮かんでいたアイデアが、今はなにも浮かばない
・テレビを見ても、話が理解できなかったり、ドラマのストーリーが理解できない
・子供の学校行事を忘れた
・運転中にアクセルとブレーキを間違えそうになる
センターは誰でもご自由に来館ができます。認知症の方もそうでない方もお気軽にお越し下さい。認知症の人の声を反映したり、認知症デザインを参考にしたりした製品・サービスを展示しています。日用品からIT機器まで、展示しています。 よりよい暮らしに役立つヒントに出会える場です。
認知症の人の声を反映したり、認知症デザインを参考にしたりした製品・サービスを展示しています。日用品からIT機器まで、展示しています。よりよい暮らしに役立つヒントに出会える場です。
お子さま連れからご高齢の方まで、どなたでも利用いただけるオープンスペースです。
憩いの場として、交流イベントや認知症の方によるカフェ開催も予定しています。
本棚には認知症に関する書籍を多数展示しています。自由に手にとってご覧ください。
専門職へのご相談や面談をするためのお部屋をご用意しています。 物忘れが気になる方は、タブレットを用いた認知機能簡易チェックを実施できます。
AR(拡張現実)を使った認知症の方の視野感覚を疑似体験できるコーナーです。
認知症の人の世界を体験することで、認知症の人に配慮したデザインや接し方の重要性を学びます。体験には予約が必要ですので事前にお問い合わせください。
セミナー室では認知症等に関連する講座や研修を行います。
【開所時間】
10:00 ー 18:00
【閉館日】
日曜日・月曜日 /
祝日 / 年末年始
地下鉄 赤坂駅で下車し、
3番出口より徒歩約4分
▷ 西鉄バス 長浜2丁目バス停より
徒歩約1分(那の津通り)
▷ 西鉄バス 法務局前バス停より
 徒歩約3分(昭和通り)
▷ 西鉄バス 赤坂門バス停より
 徒歩約4分(明治通り)
【 地下有料駐車場 】
100円 / 30分
駐車台数 50台
住所:〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目5−1(あいれふ2F)