「福岡オレンジパートナーズ」では、認知症になっても自分らしく生きるために何ができるかを、認知症の人とその家族、企業・団体、医療・介護・福祉事業者、行政で考え、実際の取組みにつなげていくことを目指しています。認知症にやさしいまちを描いていくためにはご本人の「声」がとても大切になります。あなたが経験されてきたことや日々の生活の中で工夫されていることは、認知症と診断された方や認知症かもしれないと不安を抱えている方にとって、大きな希望やヒントにつながります。企業に対して「こんなのあったらいいな」という意見やアイデアを伝えることなどで、より暮らしやすい社会の共創に活躍いただけます。 参画企業・団体一覧はこちら

認知症の人や家族同士で集まり、本人だからこその気づきや意見を語り合いませんか？
当センターでは、認知症の人やその家族が自らの体験や希望、必要としていることを語り合い、自分たちのこれからのよりよい暮らし、暮らしやすい地域のあり方を一緒に話し合う場を開催します。
認知症の人が主となって語り合い、その気づきや意見を地域に伝え、認知症にやさしい地域づくりにつながる場となっていますので、ぜひ気軽にお出かけください。

認知症の人とのコミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード」の講座を定期的に開催しています。（１回／月、９０分程度）家族介護者向け・市民向け・専門職向け・救急医療機関向け・児童生徒向けなど対象者にあった講座を開催しています。 詳しくはこちら

自宅等に「認知症の人にもやさしいデザイン」を取り入れることで、認知症の人がストレスなく安心して暮らせる住環境を整えることができます。福岡市では「認知症の人にもやさしいデザインの手引き」を策定し、認知症の人を含む多くの方がより過ごしやすい環境を整えるための３０のポイントをまとめました。
この講座では、この手引きに定めるデザインの基本的な考え方から、建物へ導入する際のポイントやスケジュール例まで、わかりやすく説明します。
福岡市が策定した「認知症の人にもやさしいデザインの手引き」は 市のサイトからダウンロードが可能です。

この講座では、認知症のAR体験をしていただきます。
認知症AR体験とは、アルツハイマー型を中心とした認知症の一般的な視覚症状の要素を、AR（拡張現実）で再現したもので、体験を通して、認知症の人が感じる困難や不安などを理解でき、これまでの対応の振り返りや今後の対応の気づきにつながると同時に、空間内の動線や家具・備品の配置等の環境整備のヒントを得ることができます。

認知症の人が安心して暮らしていくためには、認知症の人への適切なサポートが重要です。この際に必要となる、認知症の人に優しさを伝えるコミュニケーションの技術である「ユマニチュード」について、個別の相談をお受けします。

認知症の人がストレスなく安心して暮らせる住環境を整えるためには、「認知症の人にもやさしいデザイン」を取り入れることがポイントとなります。
当センターでは、ご自宅でのサインや色の組み合わせ、照度、家具の配置など、認知症の人にもやさしいデザインを導入する際に必要なポイントを個別にアドバイスします。 ご自宅で安心して生活していくため、ぜひご活用ください。